20年前
今日は成人式。
朝刊には、今年成人式を迎える若者が生まれた年には、
どんな出来事があったかという記事。
瀬戸大橋開通とか、ソウルオリンピック開幕、消費税施行などが
挙げられているなかでやっぱり一番の大きな出来事は、
昭和天皇がご崩御され、年号が「平成」に改元されたこと。
アラフォーの私も20年前を思い出してみた。
20年前のこの季節、私はイギリスにいた。
遠い国の田舎の町で、昭和天皇の大喪の礼についてのニュースを見ていた。
ホストファミリーの老夫婦と一緒に不思議な気持ちで見ていた。
イギリス南西部の田舎ボーンマス。
質素だったけれど、豊かな自然と家族の愛情に包まれた日々は充実していた。
充分な英語力はなかったけれど、毎日たくさんの友達ができた。
友達ができると、解り合いたくて語学の勉強にも力が入った。
休日には、ピーターラビットの世界湖水地方や、シェークスピアの生誕地
シュトラトフォードなど、バスに乗って、イギリス国内を旅してまわった。
1年たって日本に帰ってからも、日本はまだまだ好景気。
仕事すること、学ぶこと、そしてノーテンキに遊ぶこと、やりたいことが思う存分できた。
多分、とてもいい時代(?)に、とてもいい20代を過ごしていたんだと思う。
それから、あっという間の20年。振り返ってみると早い。
世の中は大きく変わった。
私の周りも少しずつの変化が積み重なって大きく変わった。
20年前と比べると、当然ながら私の抱えている事柄も重くなっているし、
何よりも自分のことだけを考えていれば良い状況でもない。
だから、難しいことも苦しいことも時々おこる。
けれども、それがまたいいのかもしれないとこの頃思う。
じっくり考えて悩んでそこから何かを見つけ出していく。
それがまたいいんだなぁと思える。
確かに20年前は良い時代だった。世の中が元気で景気も良かった。
けれども、それだけではなくて、私たちも若いなりに精一杯努力し、
何事にも勇気を出してチャレンジしていたから、充実していたのだと思う。
何に対しても【冷める】ということが、あまりなかった。
いつも楽しいことを周りにおいていたように思う。
当たり前だけど、あの頃があるから今がある。
20年たって時代は変わったけれど
自分をとりまく状況は変わったけれど
あの頃の冷めない気持ちは少しだけでも持ち続けていたいと思う。
それが、夢をかなえる力につながるような気がする。
それは、とてもいい時代(?)に、とてもいい20代を過ごしてきた
アラフォーだからわかる感触かもしれない。
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